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Channel: 錦之助ざんまい
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ラピュタ阿佐ヶ谷での「錦之助映画祭り」

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 ラピュタ阿佐ヶ谷で支配人の石井さんと「錦之助映画祭り」の打ち合わせをしてきた。
 期間は次の「小林桂樹特集」が終わってからの8週間。3月24日(日)~5月18日(土)。
 ラピュタ方式だと、午後1時から8時半の間に4本上映して、3日ごとにプログラムを変えるので、全部で30~32作品上映できる。
 私の方から上映希望作品を19本提示。錦之助映画ファンの会の資金でニュープリントを作って、これまで池袋の新文芸坐でしか上映したことがない作品は是非やってほしいとお願いした。『ゆうれい船』前・後篇と『任侠清水港』と『江戸っ子奉行 天下を斬る男』の4本。あとの15本は、すべて錦之助の代表作を挙げておいた。『曽我兄弟 富士の夜襲』『水戸黄門』『風と女と旅鴉』『一心太助 天下の一大事』『独眼竜政宗』『弥太郎笠』『瞼の母』『反逆児』『若き日の次郎長 東海の顔役』『関の彌太ッペ』、そして『宮本武蔵』5部作。
 その他の作品は1月終わりまでに決めるが、あらかた石井さんに任せようと思っている。
 ニュープリントの候補は、『関の彌太ッペ』と『冷飯とおさんとちゃん』の2本。東映に見積りを出してもらって決定することになるだろう。
以前は90分のカラー作品だと25万円で作れたのだが、最近は高くなって、40万円くらいするようだ。東映ラボテックが自社で焼くのをやめて、イマジカか東京現像所に外注するようになったからだという。『冷飯~』は約3時間の作品なので、80万円になるかもしれない。そうなると『関の彌太ッペ』だけになる可能性が高い。
 東映企画部のOさんと先日連絡を取り、近々本社へ相談に行くことになった。10年前にお世話になった東映の幹部がみんな退職してしまい、今では二人しか知り合いがいない。東映本社には石井さんも同行するというので、二人でいろいろ掛け合うつもりだが、あまり期待できない気がしている。



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