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Channel: 錦之助ざんまい
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ラピュタ「錦之助映画祭り」その3

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 女優の北沢典子さんと入江若葉さんに電話して、錦之助映画祭りのトーク・ゲストをお願いした。お二人とも快諾。北沢さんは『反逆児』の時、若葉さんは『宮本武蔵』と『冷飯とおさんとちゃん』の時、20分くらいお話ししていただけることになった。北沢さんは鶴見にお住まいなので、私が車でお迎えにいくことになるだろう。

 歌舞伎役者の二代目中村錦之助さんにも電話した。『蜘蛛の巣屋敷』の時に是非いらしてほしいとお願いした。『蜘蛛の巣屋敷』は、錦之助さんの一家が総出演していて、二代目錦之助の父上の芝雀さん(四代目時蔵)の美しい女形姿も見られる貴重な映画である。二代目は4月は芝居の日程が詰まっているけど、スケジュールを確かめて、また連絡をくださるとのこと。

 トーク・ゲストは、あと二人くらいお呼びしたいと考えている。


ラピュタ「錦之助映画祭り」その4

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 東映のお姫様女優だった円山榮子さんと電話で話し、二つ返事でオーケーをもらった。円山さんは京都に住んでおられるが、『ゆうれい船 前篇』の時、遠路からお祭りに参加してくださる。これで、トーク・ゲストに女優さん三人が決まった。

 上映作品は、29作が確定しているが、石井さんと相談の結果、錦ちゃんの信長を入れた方が良いということになって、『風雲児 織田信長』(河野寿一監督)を追加。それと、美剣士物をあと1本、『美男城』(佐々木康監督)を上映することに。ほんとうは、伊藤大輔監督の『源氏九郎颯爽記 秘剣揚羽の蝶』をやりたかったのだが、東映所有のフィルムがNGだった。
 田坂具隆監督の大作『冷飯とおさんとちゃん』は、ニュープリントが高額でダメなら、国立アーカイブから借りてでも上映したい。あと、16ミリの『お坊主天狗 総集篇』(渡辺邦男監督)と『青雲の鬼』(河野寿一監督)を上映すると、全部で34本。残りはもう1本。これが難しい。
 候補作は、『江戸っ子繁昌記』『浪花の恋の物語』『家光と彦左と一心太助』『血斗水滸傳 怒涛の対決』が上がっている。『浪花の恋~』を選んで、有馬稲子さんをお招きするかどうか?

ラピュタ「錦之助映画祭り」その5

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 二代目錦之助さんから連絡があり、錦之助映画祭りの初日にご挨拶に来ていただけることになった。3月24日(日)の午後1時、オープニングの『お役者文七捕物暦 蜘蛛の巣屋敷』の上映開始前で、ほんとうにお祭りのしょっぱなである。20分ほどのトークではあるが、二代目は気さくな人柄で、しかも雄弁なので、叔父錦之助やご身内のことなどついて、いろいろ話されるだろう。
 実は、二代目は歌舞伎座公演のまっ最中なのだが、午後3時半に楽屋入りする前の時間をわざわざ割いてくださった。感謝、感謝。多分、和服を着て愛車を運転して来られると思うが、大岡山のご自宅から阿佐ヶ谷へ来て、トークのあと少しだけ映画を見て、銀座の歌舞伎座へ向かうとのこと。
「日曜なら車もすいてるから、大丈夫ですよ」
 以前は私も二代目のファンクラブに入っていて、公演を時々観に行ったり、楽屋へも行ったことがあったのだが、この数年さっぱりだったので、なんだか申し訳ない気持ちがしている。また、歌舞伎、観に行かないと悪いよなあ。


ラピュタ「錦之助映画祭り」その6

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 有馬稲子さんに電話した。年賀はがきに錦之助映画祭りのことは書いておいたので、どうやら私からの連絡を待っていたらしく、話が早い。
「もう年だから、人前に出るのはヤなんだけど、もういつ死ぬか分からないから、あなたが来てというなら、行くわよ」
「じゃあ、いらしていだだけますか。車でお迎えに行き、お送りしますから」
「ちょっと暖かくなってからがいいわね」
「4月半ばあたりはどうですか」
「そうね、まだ生きてたらね。日にち決まったら、また電話ちょうだいよ」
 まあ、こんな会話があって、有馬稲子さんがトーク・ゲストにいらっしゃることになった。私も有馬さんのトークの聞き手は何度もやっているし、新横浜のマンションへも数度お迎えに行ってお送りしたことがあるので、互いに気心は知れている。以前有馬さんに、「あなた、せっかちで、やり出したら止まらないとこ、錦ちゃんに似てるわね」とお褒めのことばをいただいたこともある。
 これで、『浪花の恋の物語』が上映作品に加わった。


ラピュタ「錦之助映画祭り」その7

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 錦之助祭りのトークゲストの件でラピュタの石井さんと打ち合わせた。トークを行う日は、土曜か日曜、基本的には午後1時からの回の上映後で、2時半すぎから20分~30分。
 今のところ7人のゲストをお招きしようと考えている。すでに内定した方は、二代目錦之助さん(3月24日の午後1時~、『蜘蛛の巣屋敷』の上映前)、北沢典子さん(『反逆児』の時)、入江若葉さん(『宮本武蔵』の時)、円山榮子さん(『ゆうれい船 前篇』の時)、有馬稲子さん(『浪花の恋の物語』の時)である。
 ほかに、多分無理だと思うが、お願いしようと思って交渉を始めた方は、中原ひとみさんと岩崎加根子さん。お二人には錦之助さんとの思い出を書いた原稿をいただいたことはあるのだが、お目にかかったことはない。あと、錦之助の相手役と言えば、丘さとみさんだろうが、昨年引っ越されたらしく、まだコンタクトが取れない。桜町弘子さんも現在連絡が取れない。
 いずれにしても2月20日頃までにはトークゲストを確定して、チラシに掲載したいと思っている。


当ブログ「錦之助ざんまい」を一部改稿、再編集中

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 ブログ「錦之助ざんまい」を立ち上げて、錦之助映画について書き始めたのは、13年前になる。初めて書いたのは、浅草名画座で見た錦之助とひばり共演の『殿さま弥次喜多』の感想で、2006年1月に書き、これを同年3月にアップした。以来、休筆期間もたびたびあったが、ずいぶんたくさんの文章を書いてきた。もう以前に書いた文章など、すっかり忘れてしまったほどだ。
 今春、ラピュタ阿佐ヶ谷で「錦之助映画祭り」を催すことになり、折角だから、記念本を出した方がいいのではないかと思い始めた今日この頃、「錦之助伝・下巻」はしばらく出来そうもないし、このブログに書き散らかした錦之助映画の感想文をまとめて、錦之助映画のガイドブック、つまり鑑賞の手引きみたいな本なら作れるかもしれないと思い立った。そこで、とりあえず、今度の錦之助映画祭りで上映する作品について、以前ここに書いた文章を検索して、読み直し、意に満たないところは改稿してみようか。そう考えて、今日は5作品を推敲し、改稿してアップし直した。画像も最新のDVD版に変更。右下にあるカテゴリーも配列を変えて、項目を増やし、改稿したものを上に並べた。『反逆児』『独眼竜政宗』『風雲児 織田信長』『一心太助 天下の一大事』『清水港の名物男 遠州森の石松』である。
 まあ、そんなわけで、当分、その作業を続けていきたいと思っている。改稿した感想文は、カテゴリーの上にどんどん加えていくつもりでいる。

ラピュタ「錦之助映画祭り」その8

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 昨夜はラピュタで16ミリフィルムの試写を見てきた。『お坊主天狗 総集篇』(1955年)。フィルム状態はあまり良くないが、なんとか上映できそうだ。私は7年ぶりに見たが、21歳の錦之助の女姿と踊りは必見だと思う。
 もう1本の16ミリ『青雲の鬼』(1957年)は、映写技師の方にケースから出してフィルムを点検してもらったが、どうやら映写するのが難しいようだ。修復が必要らしく、明日の試写は延期になりそう。
 
 それと、中原ひとみさんのマネージャーのNさんから電話をいただいた。トークの方は遠慮させてくださいとのこと。ただ、私がインタビューして東映時代のことをお話しするのはオーケーなので、住まいの近くのカフェで会いましょうということに。ご主人の江原真二郎さんも同席してくださるそうだ。ご夫婦は現在横浜の磯子に住んでおられるが、2月の末に私が訪ねて、いろいろお聞きすることに決まった。録音したものを文字に起こして、記念冊子「青春二十一」に掲載する予定。

ラピュタ「錦之助映画祭り」その9

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 残念ながら、16ミリの『青雲の鬼』は映写不可。もっと残念なことに、愛知県にあった16ミリの『青年安兵衛』はジャンクされたという。
 差し替える上映作品は、『江戸っ子繁昌記』(マキノ雅弘監督)にほぼ決まり。
 現在、記念本「青春二十一・特別号」を制作中。
 沢島忠監督と有馬稲子さんのトークの音源(友人の湯澤さんが録音したもの)があったので、聴いてみる。9年前の「錦之助映画祭り」の時のものだ。なかなか面白いので、文字に起こして、記念本に掲載しようかと思っている。


ラピュタ「錦之助映画祭り」その10

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 丘さとみさんとやっと連絡がついた。2年前に近くのマンションへ引っ越したとのこと。3年近くご無沙汰していたので、30分ほどいろいろなことを話す。
 トークゲストはオーケー。今回の上映作品では、なにしろ丘さんの出演作が多いので、どこでお呼びするか、悩む。錦ちゃんの恋人役の時がいいと思うが、『風と女と旅鴉』『遠州森の石松』『浅間の暴れん坊』『美男城』『弥太郎笠』『若き日の次郎長 東海の顔役』『天下を斬る男』の上映時のどこかになるだろう。

ラピュタ「錦之助映画祭り」その11

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 岩崎加根子さんがラピュタ阿佐ヶ谷へトークにいらっしゃることになった。
 岩崎さんは今も女優を続けていて、3月半ばから2週間、俳優座で「血のように真っ赤な夕陽」という芝居に出演され、その後地方公演の予定があるので、5月なら大丈夫とのこと。それで、5月半ばの『反逆兒』の上映時にお願いすることになった。岩崎さんとは、これまで間接的にはやり取りをしたことがあったが、お会いするのは今度が初めて。楽しみである。



 それと、金子吉延さんに連絡をとり、トークをお願いして、オーケーをもらった。当時金子さんは子役で、『巌流島の決斗』の伊織、『丹下左膳』のちょび安をやっている。金子さんとは以前二度ほど会ってお話したことがある。トークもしていただいた。子どもの時の顔のまんま、中年になった感じで、とても気さくな人だ。金子さんは『巌流島の決斗』の上映時にトークをしていただくことに。
 これでトーク・ゲストの面々がほぼ確定した。



ラピュタ「錦之助映画祭り」その12

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 上映作品の時間割が決まりました。
 トークゲストの岩崎加根子さんと北川典子さんは5月18日(土)19日(日)の『反逆児』上映時にお招きする予定ですが、まだ確定していません。
 チラシとポスターは3月8日までには出来るよう、これから作成にかかります。上映記念本の「青春二十一 特別号」の制作もあり、私も大変忙しくなってきました。だれか有能なアシスタントがほしい!



ラピュタ「錦之助映画祭り」その13

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 目下、(株)ふゅーじょんぷろだくとのデザイナーの須川さんと「錦之助映画祭り」のチラシを制作中。上映作品35本の文字部分の校正が終わり、きのう巻頭言を書いてメールした。
 あとは、表紙のデザイン待ち。支配人の石井さんと須川さんと打ち合わせをした時、表紙にバーンと大きな写真を使おうという話になり、宮本武蔵の錦之助に決定。
 武蔵の候補写真を3枚見せたところ、女性二人が、間髪入れず「これがいい!」「やっぱ、これね」と言う。
「カッコいいけど、ちょっと錦ちゃんの顔が今イチじゃないか?」「顔のきれいな写真は、中に使えばいいわよ」「じゃあ、任せるよ」ってな具合。
 彼女たちが選んだ写真2枚を下にアップしておく。チラシの内側に使うのは『浅間の暴れん坊』の錦ちゃん。
 表紙はポスターにも使うので、インパクトのあるのを作ってくださいと須川さんにはお願いしてある。



ラピュタ「錦之助映画祭り」その14

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 チラシの巻頭言、錦之助ファン以外はちゃんと読まないかとも思うが、こんなのを書いた。主催者の心意気が伝わればいいと思って。

 日本映画全盛期をトップランナーとして駆け抜けた中村錦之助。
 目映いばかりの輝きは、スター中のスターであった。
 時代劇一筋、さまざまな役に全力で取り組み、数多くの名演を残してくれた。
 信長、石松、太助、次郎長、武蔵、忠太郎、彌太ッペ……、
 どの人物も生き生きとして、何と人間的な魅力にあふれていたことか。
 花形スターにして不世出の名優。よみがえれ、錦之助!! 
 萬屋錦之介二十三回忌(命日三月十日)

ラピュタ「錦之助映画祭り」その15

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 「錦之助映画祭り」のチラシの制作がやっと終わった。きょうの夕方、印刷所へ入稿し、来週半ばには仕上がる予定。
 表紙は、春爛漫をイメージしてお祭りらしくしてもらった。が、何と言っても、錦之助武蔵の写真が決め手。
 デザイナーの須川さん、ラピュタ支配人の石井さん、ご苦労様。



ラピュタ「錦之助映画祭り」その16

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 錦之助映画祭りの記念本の制作を進めている。
 有馬稲子さんのトーク録音の文字起こしと編集は完了。有馬さんには先日ファックスを送ってオーケーをもらった。
 現在、沢島忠監督のトークを文字にしているが、これが大変。約40分の長い講演なのでなかなか進まない。5秒から10秒ずつ、聞いては停止し、書留めていく地道な作業で、やっと半分終わったところ。これを推敲しながらワードに打って、最後に編集ソフト(イン・デザイン)に流し込むわけだ。
 きのうは、過去の錦之助映画祭りで録音したトークをいくつか聞いてみた。円山榮子さん、宮園純子さん、中島貞夫監督、井川徳道さん、高岡正昭さん。10年ぶりに聞いたものもあり、懐かしかった。中島さんのトークは貴重な証言もあるので、これも文字起こしして、記念本に載せようかと思っている。
 今週週末には、江原真二郎・中原ひとみ夫妻にお会いして、インタビューすることになっている。そのためにこの間、小型のレコーダーとデジカメを買った。説明書を読んで目下練習中。



ラピュタ「錦之助映画祭り」その17

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 きのうの夕方、「錦之助映画祭り」のチラシとポスターが出来上がってきた。チラシはイメージ通りで、表紙も中面も申し分ない仕上がり。ポスターのほうは、背景のピンクと金色の部分がやや薄い感じで、今一歩だったか。さて、チラシは、錦之助映画ファンの会の会員と関係者各位に送らなければならない。すぐに封詰め作業に入り、夜中に終わって、今朝、皆さん方に発送した。これでひと段落。
 で、きょうは、昼過ぎに車で横浜の磯子へ行き、江原真二郎さんと中原ひとみさんご夫妻にお目にかかって、インタビューしてきた。お二人は同い年で現在82歳、老いても仲睦まじいおしどり夫婦である。中原さんは2週間前に家の中で転倒し、左肩を骨折されたという。入院はなさらなかったが、目下ご自宅で療養中。江原さんは近年難病にかかられ、遠出はしづらくなったという。それでも、マネージャーの中屋さんのお力添えで、私の申し出を受けてくださった。感謝感激である。中原さんには10年前に錦之助さんとの思い出を書いていただいたことがあったが、お会いするのは初めて。江原さんとも初対面だった。お二人がお住まいのマンションのすぐ近くにあるカフェで、紅茶を飲みケーキを食べながら、2時間ほどかけて、東映時代のいろいろな話をお聞きした。録音してきたインタビューは、文字に起こし、記念本に掲載するので、お楽しみに。


ラピュタ「錦之助映画祭り」その18

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錦之助映画祭り――時代劇の至宝☆中村錦之助=萬屋錦之介
ラピュタ阿佐ヶ谷、3月24日(日)~5月25日(土)、計35作品上映
トーク・ゲスト(敬称略):二代目中村錦之助 3月24日(日)「お役者文七捕物暦 蜘蛛の巣屋敷」(12:50~)の上映前、円山榮子 3月31日(日)「ゆうれい船 前篇」(15:00~)の上映後、入江若葉 4月7日(日)「宮本武蔵」(12:30=)の上映後、丘さとみ 4月21日(日)「清水港の名物男 遠州森の石松」(16:40~)の上映後、有馬稲子 4月28日(日)「浪花の恋の物語」(12:40~)の上映後、金子吉延 5月12日(日)「宮本武蔵 巌流島の決斗」(12:20~)の上映後。他ゲスト調整中。

上映作品(監督別):松田定次監督作品=「任侠清水港」「ゆうれい船 前篇」「ゆうれい船 後篇」「隠密七生記」、佐々木康監督作品=「曽我兄弟 富士の夜襲」「水戸黄門」「美男城」「江戸っ子奉行 天下を斬る男」、マキノ雅弘監督作品=「おしどり駕篭」「清水港の名物男 遠州森の石松」「弥太郎笠」「若き日の次郎長 東海の顔役」「江戸っ子繁昌記」、河野寿一監督作品=「浅間の暴れん坊」「独眼竜政宗」「風雲児織田信長」、加藤泰監督作品=「源氏九郎颯爽記 白狐二刀流」「風と女と旅鴉」「瞼の母」「沓掛時次郎 遊侠一匹」、沢島忠監督作品=「一心太助 天下の一大事」「殿さま弥次喜多 怪談道中」「お役者文七捕物暦 蜘蛛の巣屋敷」「一心太助 男の中の男一匹」、内田吐夢監督作品=「浪花の恋の物語」「宮本武蔵」「宮本武蔵 般若坂の決斗」「宮本武蔵 二刀流開眼」「宮本武蔵 一乗寺の決斗」「宮本武蔵 巌流島の決斗」、渡辺邦男監督作品=「お坊主天狗」(総集篇)、田坂具隆監督作品=「冷飯とおさんとちゃん」、伊藤大輔監督作品=「反逆兒」、山下耕作監督作品=「関の彌太ッペ」、五社英雄監督作品=「丹下左膳 飛燕居合斬り」

ラピュタ「錦之助映画祭り」その19

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 記念本制作の合間に確定申告をして、また制作を続けている。沢島監督のトークの編集が終わって、本のカバーを作り、口絵ページの写真をレイアウト。現在、江原・中原夫妻のインタビューの文字起こしが三分の一(約25分)終わったところ。当初、記念本は上映会の初日までに完成の予定だったが、なかなか進まず、印刷所への入稿は、来週月曜になりそう。まあ、4月初旬にできればいい、と諦めた。あと、中島貞夫監督のトークの文字起こしが残っている。
 きょうの午前中は、東映コンテンツ事業部の担当者に、使用するスチール写真6枚の申請書と写真使用ページを送り、やりとりした。いつも通り、特別料金にしてくれるという嬉しい返答。東映にはこれまでずいぶんお金をつぎ込んできたので、当然と言えば当然なのだが…。
 午後、大手新聞社3社の映画担当記者と電話で話し、「錦之助映画祭り」の記事を依頼。読売新聞も東京新聞も以前世話になった担当者が異動してしまったが、新担当者も好意的な人だった。連絡したのが遅く、両社とも今週末の映画欄は埋まってしまったとのこと。読売新聞には来週29日の金曜に記事が出るかもしれない。朝日新聞の映画担当は、親しくしている石飛さんなので、記事にしますとの話。ただし、来週以降になるだろう。3社へはメールでチラシの画像と趣意書を送っておいた。
 また明日から、制作の続き。孤軍奮闘がんばろうと思う。

ラピュタ「錦之助映画祭り」その20

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 ラピュタ阿佐ヶ谷の石井さんと電話で話す。錦之助映画祭りの問い合わせが多いという。多分ラピュタに来たことがない人からのようだ。
 石井さんと、上映作品のポスターの件、トーク時の関係者席の件、新聞社への告知の件、書籍・DVDの販売の件などを相談。石井さんの方からは、日刊ゲンダイと日経新聞に働きかけたそうで、ゲンダイは明日20日、日経は22日金曜の夕刊に、どちらも写真入りで記事が出るそうだ。
 錦之助映画のDVDも売ろうということになり、先ほど東映ビデオ宣伝部に私が電話して、担当の小林さんと打合せした。小林さんには以前ずいぶん世話になって、錦之助映画のDVDを10本制作してもらったことがある。久しぶりだったので、30分以上いろいろなことを話す。景気が悪いらしい。

ラピュタ「錦之助映画祭り」その21

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 錦之助映画祭り、きのうの初日は大盛況。二代目錦之助のトークのあった初回の『蜘蛛の巣屋敷』のチケットは朝10時過ぎに完売。東京新聞の朝刊に記事が出て、反響があったよう。錦之助映画ファンの会の会員が20人ほど来ていたが、私はその対応にも追われる。トークの聞き手を務め、『おしどり駕篭』『源氏九郎颯爽記 白狐二刀流』の2本を見て、帰宅。
 そして昨夜は徹夜で、記念本「青春二十一 第四巻」の編集を続け、今朝完了。一眠りして、これからデータを印刷所へ持って行くところ。4月5日までには仕上がる予定。ラピュタでは4月6日から発売。


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