昨夜はラピュタで16ミリフィルムの試写を見てきた。『お坊主天狗 総集篇』(1955年)。フィルム状態はあまり良くないが、なんとか上映できそうだ。私は7年ぶりに見たが、21歳の錦之助の女姿と踊りは必見だと思う。
もう1本の16ミリ『青雲の鬼』(1957年)は、映写技師の方にケースから出してフィルムを点検してもらったが、どうやら映写するのが難しいようだ。修復が必要らしく、明日の試写は延期になりそう。
それと、中原ひとみさんのマネージャーのNさんから電話をいただいた。トークの方は遠慮させてくださいとのこと。ただ、私がインタビューして東映時代のことをお話しするのはオーケーなので、住まいの近くのカフェで会いましょうということに。ご主人の江原真二郎さんも同席してくださるそうだ。ご夫婦は現在横浜の磯子に住んでおられるが、2月の末に私が訪ねて、いろいろお聞きすることに決まった。録音したものを文字に起こして、記念冊子「青春二十一」に掲載する予定。