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Channel: 錦之助ざんまい
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ラピュタ「東映ビッグ・スタア大行進」(その2)

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 ラピュタ阿佐ヶ谷で今春開催の「東映ビッグ・スタア大行進 / 痛快!時代劇まつり」。
『水戸黄門 天下の副将軍』(1959年、松田定次監督)のフィルム状態が悪く、上映不可になってしまった。どこかの映画館でフィルムを映写機にからめてズタズタにしたらしく、ロールの巻頭部分、つまりタイトルとクレジットのところが破損しているうえ、第4巻のパーフォレーション(両側の穴)も傷んでいるとのこと。ラピュタの石井さんが東映からフィルムを取り寄せて試写してみたが、やはり無理だという結論に。『天下の副将軍』は、月形龍之介主演、東映五大スター競演の華やかで楽しい作品なので、まことに残念!
 で、差し替え作品は、いろいろ悩んだ末、私の推奨で『おしどり囃子』(1956年、佐々木康監督、美空ひばり、大川橋蔵主演)に決まった。この映画は、橋蔵が東映で映画デビューして間もない頃の作品で、ひばりちゃんの相手役をやっていた時代のもの。白黒だが、なかなか良く出来た時代劇。ひばりちゃんも可愛いし、橋蔵も若々しくて良い。
 トークゲストは、先日もここに書いたが、まず星美智子さんが決定。4月19日(日)の午後、『大菩薩峠 第二部』(1958年、内田吐夢監督)の上映後に。

  

 もう一人、風間杜夫さんがいらっしゃることになった。石井さんが交渉してくれて、5月12日(火)の夕方、『江戸の悪太郎』(1959年、マキノ雅弘監督)の上映後に決定。風間さんは、子役時代、東映作品に数多く出演しているが、この映画では大変良い役をやっている。子役の頃のこともよく憶えているとの話だ。芝居公演の真っ最中なのに、オフの日にわざわざ来てくださるという。トークの聞き手は私がやる予定。ゲストには、あともう一人か二人、お呼びしたいと思っている。
 すでに38作品の上映スケジュールも決まった。次回に告知したいと思う。



 


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